井仁の紹介 | |
目 次 ■ 1.はじめに ■ 日本の棚田百選について ■ テレビ・ラジオ報道の記録 |
■ 2.概要 ■ 井仁の地理 ■ 井仁の歴史 ■ 井仁の自然 |
■ 3.棚田 ■ 棚田とは ■ 棚田の機能 ■ 石垣について |
■ 4.棚田の記録 ■ 棚田50年の思い出 ■ 第1回棚田まつりの記録 |
■ 5.その他 ■ 害獣対策 ■ 添水(そうず) ■ 観光 |
■ 井仁の特産品 ■ 井仁の名物 |
概要 1999年7月26日農林水産省(構造改善局開発課)は、日本の棚田百選
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テレビ・ラジオ報道の記録
2000年以降に井仁地区がテレビ・ラジオに紹介されたもののうち、主なものを ☆2000年 4月14日 NHK総合テレビ 「広島発2000 棚田を誰が守るのか」 ☆2000年 5月19日 NHK総合テレビ 「ふれあい紀行 棚田の春」 ☆2000年11月13日 広島テレビ 「柏村武昭のテレビ宣言」 ☆2000年11月23日 NHK総合テレビ 「勤労感謝の日特集 老いて雲を耕す」
(井仁の棚田の1年間の農作業と家族の生活を密着取材。厳しい過疎の山間に生きる (「伝統的食文化の継承」をテーマに、食の原点を見つめ直す各地の取り組み
(三宅民夫アナウンサーと女優・星野知子さん、作家・山根一眞氏の3人が、春を迎える
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2.概要
井仁の自然 気象 (霧・もや・雲の動きについて) 井仁地区は「桃源郷」と言った人が有るように、急激に標高が上がっているため、雲(地元ではもや という。)の発生や動きを目の前に見る事ができます。昔から雲の動きで天気を予報しました。 写真の右(東)から左(西)に雲が上っていくときは雨になる、左から右に下がっていくときは晴れると いいます。左の写真からわずか数分で右の様になります。天気が良くなるときは上空の雲がみな下 朝、井仁は青空だったが、下におりると雲(霧)の中、ということがあります。 |
3.棚田
4.その他
害獣対策
山中に開かれた井仁地区にとって、その歴史はすなわち猪や猿などの害獣との戦いの歴史といっ 現在のところ、猪害はほとんど見られず大きな成果をあげて |
添水(そうず)
一般にいう水車のことをこの地方では添水(そうず)と呼ぶ。 |
井仁の特産品
井仁の竹炭 ※ 高齢化のため、竹炭は現在
製造を休止しています。
井仁の棚田米 棚田米は石垣の輻射熱や朝晩の寒暖の差が大きい等で味がよくなります。また、標高500m以上の山から引いた澄んだ湧き水で作られています。 減農薬で生活排水が混入しない安全安心でおいしい棚田米をぜひご賞味ください。 (コシヒカリ白米5kg袋入り・・・2,500円で販売しています。)連絡先 河野 司 ( 0826‐32‐2306) 井仁の棚田人形 棚田青空市で販売しています。素朴な趣に人気があり、数量限定の手作りおみやげ品です。 |
ちょっと変わった井仁の名物 井仁のトンネル
長さ181m、高さ制限3m。昭和35年開通。車の離合はできません。 ・・・ トンネルを抜けると・・・そこが井仁棚田集落です。 |
棚田50年の想い出 (作画・文 小笠原
昭道)
いろんな想い出が頭の中を横ぎる。 この地で清く澄んだ空気と山あいのわき水を飲み、 この水で育んだお米を食し、自然環境に恵まれた棚田を守ってきた、そのお陰と思う。 農業も様変わりして、このような百姓道具で苦労したのも今は夢物語。 せめて絵に残し、去りし昔をしのぶ話の種ともなればと思う。
柄振り差し(えぶりさし) 田植え 岸草取り(ぎしぐさとり)
草取り 稲刈り はぜかけ
脱穀機 木負子(きおいこ) 降雨作業姿
これで玄米のでき上がり
@振り槌(ふりつち)・・・豆類などをこなす(量が多い場合) A草取り機・・・・・・・・腰をかがめての重労働から、田を押して歩くことで 労力減になり、当時としては画期的なものでした。 B田打ち・・・・・・・・・・荒起こし後、隅々を打ち起こす鍬(くわ) |
私たちは、井仁棚田の歴史を振り返り、先人達の汗と涙で切り開かれ、築きあげられた |