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ガイドマップ

龍頭峡・交流の森

筒賀の大銀杏

天上山悠久の森(引き明けの森

(筒賀温泉)グリーンスパつつが

(龍頭峡温泉)龍頭ハウス
ふれあい市民農園「ありんこ」

大瀛和上の墓所

縄文時代の竪穴住居(復元)

つつがライフル射撃場

筒賀児童センター「夢づくり交流館

 

ガイドマップ

            

   

龍頭峡・交流の森

 龍頭峡は昭和48年に「広島県自然環境保全地域」第1号に指定されました。

 貴重な動植物の宝庫ともいえる自然豊かな渓谷です。

 温泉宿泊施設「龍頭ハウス」やキャンプ場、バーベキュー広場、森林館、ケビン、自然水汲み場、

二本の滝への遊歩道など、各種施設が整備されています。

 夏休み中は「龍頭峡まつり」や川遊びでにぎわいますが、おすすめは、人の少ない時にゆっくり

と“二人きり”での散策です。


 森林館前(水汲み場)からは、ぜひ車を置いて歩きましょう。

二段滝まで往復1時間でじっくり楽しめます。

                  
         

奥の滝 (落差20m) 二段滝(落差40m)   凍った滝

龍頭峡に群生していた「ツクシシャクナゲ」は、今では絶滅が

心配されるほど少なくなってしまいました。

二段滝の上あたりの
「ベニドウダンツツジ」の群落はひっそり

と残っています。
                           


  

      (木工陶芸館)        (バーベキュー広場)         (大水車)
         

      
      
   (森林館)                  (霊泉汲み取り場)        (追森の滝) 

                                    

   

筒賀の大銀杏

本当に大きい!その神秘性とパワーに圧倒されそうです。必見!
(樹齢1200年 県の天然記念物) 

昭和14年に広島県の天然記念物に指定された「筒賀の大銀杏」は、推定樹齢1200年。

今もなお樹勢は旺盛で、秋になると黄葉がすばらしく、足元を一面に黄色のじゅうたんにして、遠く

からもその偉容を一段と鮮やかに浮立たせて見せてくれます。

  (胸高幹周り約8.2m、高さ約49m)

    

                          (夏の大銀杏)          

 

         (秋の大銀杏)                              (ライトアップ)
                           

   

天上山林道

 行かないほうが無難かも。でも一度は是非行って見てほしい。景色は抜群!

井仁から林道をずっと上がっていくと、約3kmで天上山登山道入り口や「悠久の森」に至ります。

         

  ミヤマカタバミ(クローバー状の三枚の葉で2センチ位の白い花が横向きに咲く)が群生。

林道の途中にはこんなに可憐な草花や、鮮やかな山つつじが咲いていました。

広葉樹の木漏れ日の中を進んでいくと、立派な人工林や原生的な山の雰囲気を十分味わえます。

       

    (木漏れ日の林道)        (トチの古木)       (天上山登山道入口)

 

    

   (分収育林の人工林)

                                  

   

悠久の森(引き明けの森)

 龍頭峡の上流域にあたる天上山一帯には、学術参考林の原生林「引き明けの森」や、旧筒賀村

有林で最も古い百年生の人工林「横ぶけの森」、「分収育林の森」などがあり、これらを総称して

「悠久の森」と名づけ、永久に保存することとしています。(約61ha)

                                       (悠久の森石碑の裏側の文)  



(引き明けの森看板) 

  これから、原生林「引き明けの森」の散策をご案内します。(㊙おすすめ!)

①龍頭峡奥の端から滝の上を通って「引き明けの森」へ登る方法。(かなりしんどい)

②井仁の棚田から林道を車で上がり、「引き明けの森」入り口から下る方法。(楽な方法)





「引き明けの森」内は遊歩道がありますが、

足元が悪い所がありますので、森に入られ

る方は服装など十分にご準備下さい。





    


 時期は5月下旬、トチの木に花が咲いていまし

た。大木の天辺の陽があたる部分に咲いている

ので写真に撮れませんでしたが、樹下にたくさ

ん散って落ちていました。

トチの花は藤の花を逆さにしたような感じです。
                             

 ところで、1989(平成元年)に、JTBが雑誌「旅」9月号の創刊750号を記念して開いたシンポ

ジウムにおいて、岡田喜秋、C・W・ニコル、立松和平、辺見じゅん、椎名誠 各氏によって、

「日本の秘境100選」が選定されました。

全国2,500の候補地から選ばれた100選の中に、なんとこの
「引き明けの森」が選ばれています。

広島県からは他に「比婆山」と「奥宮島」との3箇所のみとなっています。
               
 
                              

   

(筒賀温泉)グリーンスパつつが

見晴らしの良い展望宿泊施設、アルカリ性単純泉

戸河内ICからすぐの小高い山の上にあり、宴会・入浴に最適 (℡0826‐32‐2880)

 
     
     (グリーンスパ)
          (送迎バス)       (グリーンスパからの展望)

                                   

   

(龍頭峡温泉)龍頭ハウス

低料金宿泊施設、ラドン温泉

龍頭峡入口にあり、ケビンやオートキャンプ場も人気 (℡0826‐32‐2100)

 
    

                                   

   

ふれあい市民農園「ありんこ」

滞在型市民農園。1区画50㎡が60区画、年契約。

農機具はもちろん、ケビンや交流館も設備してあります。


             

                                   

   

だいえいわじょう
大瀛和上の墓所

 約250年前に旧筒賀村に生まれた学僧で、浄土真宗の

教義上の混乱を、命をかけて救った人と崇められています。

 江戸封建制の中で、中央本山の学説に毅然と異議をとなえ、

宗意安心を正した傑僧で、このような人がこの地域に輩出され

たことは、
後世に大きな影響を与えました。

                                                                                                     

   

縄文時代の竪穴住居(復元)

 旧筒賀村本郷地区の高齢者たちが、暇つぶし(?)にと

「古代ロマン探求会」
なるものを結成し、コツコツと取り掛かった

のが縄文時代の竪穴式住居復活。

 始めたところがこれが本気になって、とうとうご覧のような本物

の古代の家が完成しました。 

 住居は縦5m、横7m、高さ5m、 内部には囲炉裏や、木うす等

もあります。     

 村内では約3,000年前の縄文時代の石器が出土しており、実際に縄文式土器や竪穴式住居で

人々が生活していたことがわかっています。

 古代の人たちの生活を想像してみるのも、気分転換になって心が晴れることでしょう。

 
    

                                   

   

つつがライフル射撃場


                       

 平成6年の「アジア大会」及び平成8年の「ひろしま国体」でライフル射撃競技の会場となった国際

的規模の射撃場で、現在も日本最高レベルの設備を誇っています。

ビームライフル射撃は誰でも体験することができます。

平成18年度から毎年、「全国高等学校ライフル射撃競技選手権大会」がここで行われています。

(7月28日~31日)
 ぜひご覧ください。                                                                    

   

筒賀児童センター「夢づくり交流館

旧筒賀村有林の樹齢100年近い自慢の杉丸太を使った「夢づく

り交流館」、平成17年完成。

子供たちの遊びの広場として、世代間交流・都市地方連携交流

施設として、合併新町の若い夢が育つことを願って、ふるさとの

誇りを残しました。


平成19年度日本ログハウス建築コンテストで、審査委員特別賞(地域材利用拡大)を受賞しました。